2012年10月14日日曜日

工房へ。


炭山にある工房を訪れました。


ここでほぼ毎日、スキマ家具屋の家具づくりの作業が行われているわけですが、

前回も少し書いた通り、今は復旧をメインに作業をモリモリとすすめているところです!



八月集中豪雨で、裏の山からの土砂くずれ、横の川の増水。。


二ヶ月経った今でも、山までの道は整備中。



オーナーの山本氏の車で工房まで向かう道中、一挙に様々な光景を目の当たりにしました。

ガードレールは曲がりくねり、
本来木々があるはずの空間にぽっかり穴が開いていたり、、、

川が流れていたのか、元々木があったのか・・
原型が判断できない堀のような道。

かと思えば、急に何事もなかったようなキレイな景色に。

場所によって被害の差が大きく異なっているようで、奇妙な気持ちになりました。



工房に着くと、話には聞いていた通り、元々あった建物は半分以上全壊しており、

裏の山には土砂崩れの痕跡がクッキリと残っていました。




ちなみにこちらは土砂や増水により被害を受けた数日後の様子。
























当初、これら全ての土砂やガレキは自己責任として

自分たちで撤去しなければならない決まりになりました。

この膨大な量を。。。!




ちなみにこちらは工房横に流れている川の、以前の様子。

魚が沢山むらがっているのが、肉眼ではっきり確認できました。






















そしてこれが以後の川。。






とてもビフォーが思い出せない状態。。

手前には市が設置した黒いパイプが通っていますが、川に対して十分な大きさでなく、
先月の台風でまたも川が増水で水が溢れ・・

それ以外にも
行政の対応が十分でなく、なかなか作業がうまくすすみませんでした。



自然災害は、極端な話 「しょうがない事」と言ってしまえばそれでおしまいなのですが、
その後の対処はとても慎重に行わなければならないのだと思います。

いざというとき頼りになるはずのものが、頼れないというのが一番こわいのだと痛感しました。。





そんなこんなで、豪雨から2ヶ月ほど経った現在は

多くのボランティアの方やNPO団体の方々のお手伝いもあり、(有難い!)

土砂やガレキを撤去し、徐々に制作できる環境ができあがってきました!



今は家具になる貴重な材料がズラリと並んでいます。





















色が見えてくると安心しますね。









同時に、工房内の床づくり作業も進めています!


どんな風になるかはお楽しみです◎





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